適切な方法で妊娠を避ける必要があります。
レナリドミド・ポマリドミドは、お腹の赤ちゃん(胎児)に重大な障害を及ぼす可能性があります。
そのため、妊娠を避けなければなりません。
登録区分がA男性およびC女性の患者さんは、それぞれ適切な方法で妊娠しないように徹底してください。
避妊法は、妊娠を100%回避できるわけではありません。
妊娠を確実に回避する方法は、「性交渉を控えること」です。
避妊がうまくいかなかったかもしれない、あるいは妊娠した可能性がある場合は、
ただちに処方医師に相談してください。
コンドーム |
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経口避妊薬 |
※喫煙する方、または血栓症の傾向のある方は経口避妊薬を服用できない場合があるので、産婦人科医に相談してください。 |
子宮内避妊器具 |
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両側卵管結紮 ・切除術 |
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緊急避妊
万が一、避妊をせずに性交渉をした場合には「緊急避妊」という方法があります。
性交渉から72時間以内に緊急避妊薬(レボノルゲストレル錠)を服用する、または性交渉後なるべく早く
中用量ピルを服用します。実施にあたっては、産婦人科医に相談してください。
以下の方法でパートナーの妊娠を避けてください。
守っていただきたいこと | 期 間 |
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レナリドミド・ポマリドミド治療中 (休薬期間を含む)ならびに治療終了4週間後まで |
パートナーが妊娠した、
あるいは妊娠した可能性がある
(避妊がうまくいかなかったかもしれない)場合は、
ただちに処方医師に相談してください。
レナリドミド・ポマリドミド治療を始める4週間前(必要時)と治療開始時(治療開始3日前から直前まで)に妊娠反応検査を行い、「陰性」であった場合のみレナリドミド・ポマリドミド治療を受けることができます。その後は、以下の方法で妊娠を避けてください。無月経の場合でも同様です。
レナリドミド・ポマリドミド服用中には、前回の検査から4週間以内に、また、治療終了時と治療終了から4週間後にも妊娠反応検査を行います。
さらに、妊娠反応検査は「陽性」となるまでに妊娠から一定の期間を必要とするため、適切な避妊が行われていることも確認します。
守っていただきたいこと | 期 間 |
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レナリドミド・ポマリドミド治療開始4週間前から治療終了4週間後まで |
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レナリドミド・ポマリドミド治療中(休薬期間を含む)ならびに治療終了4週間後まで |
妊娠した、あるいは妊娠した可能性がある
(避妊がうまくいかなかったかもしれない)場合は、
ただちに処方医師に相談してください。