情報管理

ここでは、RevMate®に関する情報の管理方法などについて説明します。

記録の保存について

医療機関

同意書<患者>(A男性:様式17、B女性:様式18、C女性:様式19)、
同意書<薬剤管理者> (様式29)を保存してください。
期間は、カルテの保存期間に準じます。
保存に関しては、電子的な保存も可能です。

RevMate®センター

医療機関より入手したすべての情報を保存します。
期間は、RevMate®運用中、およびRevMate®運用終了後10年間とします。

製造販売業者

医療機関より入手したすべての情報を保存します。
期間は、薬剤の製造販売期間中、および製造販売終了後10年間とします。

個人情報の保護について

製造販売業者が取得、収集、保有、使用する患者さん、処方医師、責任薬剤師などの個人に関する情報については、患者さん、処方医師、責任薬剤師などに通知、または公表されているRevMate®運営の目的で利用されます。
それ以外の他の目的に使用することはありません。また、得られた情報は製造販売業者のプライバシーポリシーおよび社内基準に基づき、厳重に管理されます。

ただし、以下のいずれかに該当する場合は第三者に開示することがあります。

  • 開示することに同意が得られた場合
  • 個人が識別できない状態(統計情報など)で開示する場合
  • あらかじめ製造販売業者との間で秘密保持契約を締結している企業および業務委託先などにおいて利用
    目的を遂行するため必要な限度において開示する場合
  • 法令により、または裁判所、警察などの公的機関・監督官庁から開示を求められた場合

行政より情報提供を求められた場合は、この限りではありません。

行政への報告について

製造販売業者は定期的にRevMate®の遵守状況、第三者評価委員会からの提言などについて行政に報告(※1)します。
また、以下のようなことが発生した場合は、速やかに行政に報告(緊急報告)します。

  • ●「A男性」(※2)の女性パートナーが妊娠(「A男性」が妊娠中の女性パートナーとコンドームなしで性交渉した場合を含む)した、 あるいは妊娠反応検査の結果が陰性以外であった
  • ●「C女性」(※2)が妊娠した、あるいは妊娠反応検査の結果が陰性以外であった
  • ●患者さん以外の妊娠中の女性が、レナリドミド・ポマリドミドに曝露した
  • ●レナリドミド・ポマリドミドに曝露した胎児・新生児の転帰が判明した

製造販売業者は、上記のような妊娠関連情報を入手した場合、処方医師を通じて、出産後に至るまで追跡調査を行い、行政へ報告します。

医療関係者が患者さんなどから妊娠関連情報を入手した場合の対応については、「緊急報告」をご覧ください。

※1医薬品医療機器法に基づく副作用・感染症例報告は、RevMate®とは別に行います。

※2「A男性」「C女性」といった患者区分については、「患者区分/遵守事項/避妊法」をご覧ください。

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