薬剤の返却・紛失・廃棄

不要な薬剤を返却する

治療の中止などで、患者さんの手元に服用しないレナリドミド・ポマリドミドが発生した場合、患者さんまたは 薬剤管理者は不要な薬剤を責任薬剤師へ速やかに返却しなければなりません。
責任薬剤師は、不要な薬剤を受け取り、返却手続きを行ってください。また、治療を再開しない場合は、レブメイト®カードの返却手続きを行ってください。

返却された薬剤は、医療廃棄物として廃棄してください。廃棄の際には、曝露しないように注意してください。また、脱カプセルは禁止です。
レブメイト®カードが返却されると、その患者IDは使用できなくなります。レナリドミド・ポマリドミドで治療を再開する際は、改めて患者登録、レブメイト®カードの再発行が必要になることを説明してください。なお、薬剤返却と同時にレブメイト®カードを返却することが可能です。

治療を再開する可能性がある場合は、返却手続きは行わず適切に保管するよう指導してください。
返却手続きは、薬剤ごとに必要です。
独居の患者さんが亡くなった場合など、残薬の回収が困難で第三者に曝露リスクのない場合は、この限りではありません。

返却薬剤報告書(様式24)の各項目について、確認のうえ作成します。
返却薬剤報告書(様式24)は薬剤ごとに作成が必要です。

作成後、返却薬剤報告書(様式24)をRevMate®センターにタブレット端末またはFAXで送信します。

送信後、RevMate®センターから返信される返却薬剤受領書(様式25)を受け取ります。

返却薬剤受領書(様式25)を患者さんに渡します。

薬剤を紛失した場合

レナリドミド・ポマリドミドを紛失した報告を受けた処方医師または責任薬剤師は、RevMate®センターに報告を行う必要があります。

レナリドミド・ポマリドミドを紛失した方から、紛失の経緯などを確認し、適切な管理方法などを指導します。

薬剤紛失報告書(様式26)を記入し、RevMate®センターにFAX送信します。

RevMate®センターからのFAXの返信はありません。
FAX送信された薬剤紛失報告書(様式26)は、RevMate®合同運営委員会及びRevMate®第三者評価委員会に提出され、必要に応じ適切な対応 が検討されます。
紛失の経緯はできるだけ詳しくご記入ください。

不要な薬剤を廃棄する

不要なレナリドミド・ポマリドミドを廃棄する場合は、曝露しないように注意し、医療廃棄物として確実に廃棄します。

責任薬剤師は、薬剤廃棄連絡書(追補7)を記入し、RevMate®センターにFAX送信します。

RevMate®センターからのFAXの返信はありません。

薬剤は、病院内のルールに従って適切に廃棄します。

患者さんから返却された薬剤は、返却薬剤報告書(様式24)を用いて返却手続きを行ってください。

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